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島原城 日本100名城 No.91 【長崎県島原市】

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概要

島原城(しまばらじょう)は長崎県島原市城内にあった日本の城である。別名、森岳城、高来城。
城郭の形式はほぼ長方形の連郭式平城で、高く頑丈な石垣が特徴である。本丸は周りを水堀で囲まれており、二の丸と廊下橋形式の木橋一本で繋がれている。
天守は破風を持たない独立式層塔型5重5階(初重の屋根を庇として4重5階とも)で最上階の廻縁高欄を後に戸板で囲ったため「唐造り」のようになっていた。

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アクセス情報

住所 長崎県島原市城内1-1183-1
[Googleマップ]
電話番号 0957-62-4766
WEBサイト 島原城オフィシャルサイト
最寄駅 島原鉄道 島原駅 徒歩約5分
最寄IC 長崎自動車道 諫早IC
駐車場 有(有料 一般車両320円)
その他 交通手段 ・熊本港から超高速フェリー 30分
・福岡から直行特急バス 3時間
レンタサイクル ・島原駅 8:00~18:00 1時間150円(最大500円打ち止め)
・島原城 9:00~16:00 1時間150円(最大500円打ち止め)

施設営業時間

開城 9:00
閉城 17:30
入場 17:00
休城日 12月29日、30日の2日間

施設利用料金

大人 540円
高校生 270円
中学生 270円
小学生 270円
幼児・乳児 -
団体割引 有(30人以上)
その他 ※天守閣、西望記念館、観光復興記念館の3館共通入館料

日本100名城スタンプ

設置場所:島原城受付窓口
住所 城内
電話番号 0957-62-4766
営業時間 9:00~17:30(入場17:00)
定休日 12月29日、30日の2日間
お城からの距離 -
料金 施設利用料金と同じ
備考 -

周辺観光スポット

武家屋敷 島原城の西に続く一帯を、鉄砲町と呼びます。鉄砲町は島原城の築城とともに形成され、鉄砲町の名は鉄砲組(徒士)の住居地帯であったことと、造成当時隣家との間に塀がなく、まるで鉄砲の筒の中を覗くように武家屋敷街が見通せたので、その名がつけられたと言われています。
ねはん像 江東寺の境内に小高い丘があって、ここを豊後山と呼んでいます。昭和32年島原城を築いた松倉重政、島原の乱の際、原城総攻撃で戦死した幕府軍の総帥である板倉重昌を追善しようとのことから、この地に説法ねはん像が建立されました。 
湧水群 島原市は、古くから「水の都」と呼ばれており、雲仙山系に涵養された水が市内随所から湧出し、「島原湧水群」として昭和60年(1985年)1月、環境庁の全国名水百選に選定されています。
しまばら湧水館 島原の湧水スポットである鯉の泳ぐまちの中になる無料休憩所です。湧水のせせらぎを聞きながらリラックス出来る、癒しのスペースとなっております。
湧水庭園「四明荘」 四明荘は、豊かな湧水を利用して造られた独特の風致景観から成る近代の住宅庭園であり、水屋敷として市民に親しまれてきた庭園の一つで、四方の眺望に優れることから、主屋は「四明荘」の異称を持ちます。
白土湖 寛政4年(1792年)、眉山が崩壊し、大量の土砂が流出したため、一夜にして広大な陸地ができ、九十九島ができました。そのとき、上の原地帯の一部が陥没して、民家の井戸からは、ものすごい勢いで水が噴出し、南北1キロメートル、東西200メートルあまりにわたり満々と水をたたえ一面の湖となりました。
雲仙岳災害記念館 平成14年7月1日オープンした全国初めての火山体験学習施設です。
青い理髪館 青い理髪館は大正時代、全国的な洋館ブームが起き、その波が島原にも押し寄せて建築されたもので、つい数年前まで実際に床屋さんが営業していたものであります。

名物・名産

具雑煮 この具雑煮は寛永14年(1637年)の島原の乱の時、一揆軍の総大将であった天草四郎が、約37,000人の信徒たちと籠城した際、農民たちに餅を兵糧として蓄えさせ、山や海からいろいろな材料を集めて雑煮を炊き、栄養をとりながら約3ヶ月も戦ったといわれています。
六兵衛 深江村の農家の六兵衛という人がさつまいもを粉末にして山芋を入れ、熱湯でこねて、うどん状にしたものを作ったのが六兵衛の始まりといわれています。
ふぐ(がんば) 島原ではフグのことを「がんば」と呼びます。江戸時代、フグが猛毒をもつため、藩主がフグ食の禁令を出していましたが、それでも危険をかえりみずおいしいフグを食べる人が後を絶たなかった多かったようです。
手延べそうめん 島原地方の豊かな農地に育まれた良質の小麦粉と、名水百選の一つに選定された湧水、おだやかな気候風土に恵まれ、独特のコシと風味のあるそうめんが作られています。
寒ざらし 白玉粉で作った小さな団子を「島原の湧水」で冷やし、蜂蜜、砂糖等で作った特製の蜜をかけたもので、口の中でとろけそうな上品な甘さと喉越しのよさが人気の素朴な郷土の味です。
いぎりす ようかんのように切って大皿に盛って出すが、中の具のおいしさと、のどの通りのよさで、ほかにごちそうがあっても、つい手が出てしまう素朴な郷土料理です。
多比良ガネ たいらガネとは「ガザミ」と呼ばれるワタリガニのこと。
ざぼん漬け ザボンとは、ポルトガル語の「ザンボア」から転じた言葉だそうです。材料はざぼんの皮、砂糖、水アメ、はちみつ等を使用して作られています。

イベント

1月下旬~3月 島原城下ひなめぐり
島原城観光復興記念館を主会場に武家屋敷や市内の商店街、旅館、ホテルなど約100ヶ所に約3,000体の人形が飾られます。
3月 初市
江戸時代初期、元和4年(1618年)、島原藩主松倉重政が島原城を7年3ヶ月費やして築城のため各地から集まった労働者たちのために近郊の商人や農民、漁民の方たちが大手門前の広場で物々交換の『市』を開いたのが始まりといわれています。 
8月上旬 島原水まつり
島原の湧水の恵みに感謝するまつり。
8月15日 精霊流し
8月15日、うら盆の宵を彩る名物「精霊流し」は、春の初市、秋のホロンコ市とともに、島原市の代表的な伝統行事です。 
8月下旬 島原温泉 ガマダス花火大会
平成5年より雲仙普賢岳噴火災害からの復興と観光活性化を祈願し、開催している花火大会も夏の風物詩として定着してきました。
10月中旬 しまばら温泉不知火まつり
献湯祭(泉源公園において、島原温泉の発展を祈り、自然の恵みへ感謝を捧げる)、島原城薪能(能文化を島原で盛り上げようと始まった、秋の夜を焦がす美しき舞の宴)、歴史文化市中パレードなどが行われます。
12月上旬~1月上旬 島原ウィンターナイトファンタジア
冬の風物詩「島原ウインターナイト・ファンタジア」が島原外港緑地公園にて開催。毎年恒例の巨大クリスマスツリー、イルミネーションZOO(動物園)、 ロマンティックアーチ等、いろとりどりのイルミネーションで飾ります

ニュース

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【登城記】島原城
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