姫路城 日本100名城 No.59 【兵庫県姫路市】ツイート
概要
姫路城(ひめじじょう)は、播磨国飾東郡姫路(兵庫県姫路市)にあった日本の城。別名を白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう。詳細は名称の由来と別名を参照)という。江戸時代初期に建てられた天守や櫓等の主要建築物が現存し、建築物は国宝や重要文化財、城跡は国の特別史跡に指定されている。この他に、ユネスコの世界遺産に登録や、日本100名城などに選定されている。
姫路城は、現在の姫路市街の北側にある姫山および鷺山を中心に築かれた平山城で、日本における近世城郭の代表的な遺構である。江戸時代以前に建設された天守が残っている現存12天守の一つで、ほぼ中堀以内の城域が特別史跡に、現存建築物の内、大天守・小天守・渡櫓等8棟が国宝に、74棟の各種建造物(櫓・渡櫓27棟、門15棟、塀32棟)が重要文化財に、それぞれ指定されている。1993年(平成5年)12月にはユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。この他、「国宝五城」[注釈 2]や「三名城」、「三大平山城・三大連立式平山城」の一つにも数えられている。
アクセス情報
住所 | 兵庫県姫路市本町68 [Googleマップ] |
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電話番号 | 079-285-1146(姫路城管理事務所) |
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WEBサイト | ・姫路城公式ホームページ ・姫路観光ナビ ひめのみち |
最寄駅 | JR山陽本線・山陽新幹線 姫路駅、山陽電鉄本線 山陽姫路から徒歩約20分 |
最寄IC | 山陽自動車道 山陽姫路東ICまたは山陽姫路西IC |
駐車場 | 有(姫路城周辺有料駐車場) ※WEBサイト:http://himeji-machishin.jp/parking/parking_1.html |
その他 交通手段 | JR姫路駅から北へバスで5分 |
レンタサイクル | 姫路駅観光案内所 079-285-3792 無料 受付時間 9:00~16:00(返却18:00) |
施設営業時間
開城 | 9:00 |
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閉城 | 17:00 ※4月27日から8月31日まで18:00 |
入場 | 16:00 ※4月27日から8月31日まで17:00 |
休城日 | 12月29日~30日 |
施設利用料金
大人 | 1000円 |
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高校生 | 300円 |
中学生 | 300円 |
小学生 | 300円 |
幼児・乳児 | 無料 |
団体割引 | 有(30人以上) |
その他 | 好古園や博物館・美術館との共通券もあり |
日本100名城スタンプ
設置場所:大手改札横住所 | 大手門入る前の横の事務所 |
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電話番号 | 079-285-1146(姫路城管理事務所) |
営業時間 | 9:00~16:00(4月27日から8月31日まで17:00) |
定休日 | 12月29日~30日 |
お城からの距離 | - |
料金 | - |
備考 | 入場料払う前でも押せます |
周辺観光スポット
好古園 | 好古園は、世界遺産・姫路城を借景にした本格的な日本庭園です。 |
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兵庫県立歴史博物館 | 「兵庫の歴史」と「城と城下町」をテーマとした常設展示のほか、兵庫県の歴史・文化・民俗・産業を紹介したビデオライブラリー、土器や銅鏡などに触れたり、よろいや十二単を着てみることができるトライアルスペースなどの施設があります。 |
姫路市立美術館 | 姫路市立美術館は、姫路の文化の高揚と郷土作家の育成を担う美の殿堂として昭和58年開館しました。常設展示、国内外の名品を集めた特別展示はもとより、教育・普及のための各種イベントの開催など多彩な活動を繰り広げています。 |
日本城郭研究センター・城内図書館 | 日本城郭研究センターは、姫路城の北東に位置し、平成2年4月、市制100周年事業の一環として新設された施設で、国内外の城郭の総合的な調査研究を目的とする「城郭研究室」と中央図書館機能を持つ「城内図書館」からなるユニークな複合施設です。 |
男山千姫天満宮 | 男山千姫天満宮は、姫路城の北西に位置し、姫路城を一望する男山の中腹にある小さな社で、本多忠刻と再婚した千姫が、本多家の繁栄を願って建立し、西の丸長局の廊下から朝夕遙拝したと言われています。 |
男山八幡宮 | 貞和元年(1345)、赤松貞範が姫路城を築くときに男山の山頂に創祀し、城の鎮守社としたと言われています。 |
書写山円教寺 | 西の比叡山と称される天台宗の古寺。西国27番札所でもあり、ロープウェイを降りれば、そこは深山幽谷の世界。京都の清水寺に似た摩尼殿、重要文化財の大講堂、食堂などは一見の価値があります。 |
お夏・清十郎比翼塚 | 井原西鶴、近松門左衛門の小説や戯曲などで有名な「お夏・清十郎」の霊を慰める比翼塚が、姫路城の北東にある慶雲寺にあります。 許されぬ恋ゆえに、清十郎は刑死し、お夏は狂乱する哀しい恋物語に、刑死の墓が禁じられていた当時、「せめてあの世で・・」と、だれとなく2つの石を置いて祭ったのが初めと言われています。 |
名物・名産
明珍火箸風鈴 | 兵庫県の伝統工芸品に指定されている明珍火箸は、平安時代から続く甲冑師の明珍家が千利休に依頼されて茶室用の火箸として作られたのが始まり。 |
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幻の瓦 | 「幻の瓦」とは姫路城昭和の大修理の際に、天守閣の壁の中から発見されたもので、何に使われたのかわからないところからこの名がつけられました。 |
姫路革細工 | 4~5世紀頃姫路地域で始まったといわれる「姫革なめし」は、戦国時代末期から安土桃山時代にかけては馬具や鎧の材料に用いられ、"播州の白なめし革"として全国に知られました。 |
姫路はりこ | 姫路はりこは、明治の初めに刀鍛冶であった豊岡直七が大阪ではりこ作りを習得し、姫路で開業したのが始まりで、その後地元の問屋を介して全国へ販路を広げていったといわれています。おかめ、ひょっとこ、天狗といった表情豊かな面やユーモラスな首振虎などがあります。 |
姫路独楽 | 明治初期の創始といわれる姫路独楽は、昭和初期には播磨だけでなく西日本一円に広い販路を持っていました。かつては男の子が生まれた初正月の祝儀として「飾り独楽」を贈る習慣があったといわれています。 |
姫山人形 | おかっぱ頭の童女の形をした、愛らしい木彫りの人形です。白木の木目を生かして彫られたもので、素朴な味わいがあります。 |
書写塗 | 書写山の僧侶たちが用いた漆器を近年に復活させたものです。黒漆を何度も下塗りし、仕上げに朱塗りを一度塗りするのが特徴。 |
しらさぎ染 | 現在の「しらさぎ染め」は、伝統の藍染めに播磨のシンボル姫路城を図柄に取り入れて昭和44年に復活させたもので、のれん、ゆかた、手ぬぐいなど様々な種類があります。 |
かまぼこ | 姫路は瀬戸内海に近く、新鮮な魚介類が手に入ることから、古くからかまぼこ作りが盛んな地域です。 |
羽二重餅のきぬた | 羊羮を求肥で巻き、表面にグラニュー糖をまぶした典雅な和菓子です。 |
玉椿 | しっとりとした黄身餡を薄紅色の求肥で包んで「椿の花」に見立てております。 |
あなご | 伝統播磨の味を伝える播磨姫路のあなご。 |
官兵衛バーガー・やっさバーガー | イベント時のみ販売のご当地バーガー |
姫路おでん | 生姜醤油で食べるおでん。 |
イベント
4月上旬 | 姫路城観桜会・姫路城夜桜会 優美な世界遺産姫路城をバックに、100面にも及ぶ華麗な琴や勇壮な和太鼓の演奏が繰り広げられます。 |
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5月上旬 | 書写山新緑まつり 書写山の新緑あふれる自然と、多くの文化財にふれることのできる恒例行事。期間中、書寫山圓教寺の文化財の特別公開がある。 |
6月下旬 | 姫路ゆかたまつり 姫路に夏の訪れを告げる、恒例のお祭。「ゆかたパレード」など、多彩な催しが行われます。ゆかた姿であれば、さまざまな特典があるかもしれません。 |
7月下旬 | 姫路みなと祭海上花火大会 観覧場所(席なし)からわずか300mの台船から打上げられる花火は迫力満点。種類豊富に趣向を凝らした花火が豪快に炸裂する様は圧巻。 |
8月上旬 | 姫路お城まつり 姫路城薪能や千姫輿入れ行列や歴代城主パレードなど。 |
9月中旬 | 姫路城観月会 姫路城の前でイベントを開催。18~21時。和太鼓などの郷土芸能が特設ステージで披露される。 |
9月中旬 | 好古園 観月会 中秋の名月に合わせ、各庭園を日暮れとともにライトアップするほか、和楽器の演奏会や月見茶会を開催します。 |
11月中旬 | 霜月大祭 平安末期播磨国内174座の神々を合祀し、播磨国総社とよばれるようになった11月15日を記念した祭礼で、ひめじ祭とし、播州地方最後の秋祭りとして賑わう。 |