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お城の見所を知る 【天守】
天守(てんしゅ)
お城が好きという人がまず最初に好きになるであろう部分が「天守」です。
天守の起源は明らかになっておりませんが、近世の天守建築の祖形は織田信長が築城した「安土城」からではないか?と言われています。
大阪城
伊賀上野城
和歌山城
その後、豊臣秀吉が大坂城をはじめ、数々の天守閣を築きます。
この頃から天守は「政治」「経済」「文化」の中心である城郭のシンボルとしての意味合いが定着し、全国に広がっていったとされています。
現在、天守が残るお城は日本全国で12箇所。
それらのお城の天守閣は現存12天守と言われ、昔からの形を今に残す歴史の証人となっています。
- 弘前城(青森県)・・・日本100名城 No.4
- 松本城(長野県)・・・国宝五城、日本100名城 No.29
- 丸岡城(福井県)・・・日本100名城 No.36
- 犬山城(愛知県)・・・国宝五城、日本100名城 No.43
- 彦根城(滋賀県)・・・国宝五城、日本100名城 No.50
- 姫路城(兵庫県)・・・世界遺産、国宝五城、日本100名城 No.59
- 松江城(島根県)・・・国宝五城、日本100名城 No.64
- 備中松山城(岡山県)・・・日本100名城 No.68
- 丸亀城(香川県)・・・日本100名城 No.78
- 松山城(愛媛県)・・・日本100名城 No.81
- 宇和島城(愛媛県)・・・日本100名城 No.83
- 高知城(高知県)・・・日本100名城 No.84